二〇〇八年四月 (第 〇〇〇二 號)
「ギアル連合軍連覇!」
生憎の悪天候にも関わらず、第七次上陸作戦は総員百十九名を達成した。
連敗は避けたい皇軍と、連覇を成したいギアル連合軍の戦いである本戦は、終始ギアル連合軍有利であった。
後半戦開始直前のインタビューでも、皇軍の将・ゐ大佐は前半戦敗北のショックからか、「もういいよ…」と投げやりな返答をしたのに対し、ギアル連合軍の将・入道道鬼は「昼食の麦酒は美味かった」と返答。受け答えからもその差は歴然であった。
午後に至っては、入道道鬼は協賛チーム・ギアル店主と影武者二名を交えて戦場の真っ直中で談笑する等、余りにも皇軍を舐めきった態度であったという。
後半戦も負け、完全敗北者となった皇軍・ゐ大佐はその責を負い、公開による斬首・割腹にて斃れた。将を失った皇軍に、果たして夜明けは来るのだろうか。
また、本作戦に於いても変わり種参戦者が続々登場。女装は勿論ながら、水銀燈・涼宮ハルヒ・汚巫女・プレデター・スティッチ等が確認された。
特にスティッチ氏は、通りすがりの少女からも黄色い声援を受けた。かたや水銀燈氏は、コンビニにて自チームのリーダー・ガバ氏と雑談していたところ、痛いカップルと間違われ、店員にドン引きされたという。
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