二〇〇九年十二月特別号 (第 〇〇二二 號)


「ありがとう、さようなら…パニックルーム!」


十二月定例ゲームを開催する一週間前。丸山フィールドでは老朽化が酷くなったパニックルームの建て壊しが決行された。

パニックルーム建て壊しに反対を唱える住民たちが立て籠もり、建て壊し撤回を求めていたが、その抵抗も虚しく建て壊しは強行されてしまったのだった。

残念ではあるが、立て籠もる反対派住民を無理矢理引きずり出し、建て壊しを開始するという非情な一幕も見受けられた。

しかし古くは丸友会の前身、最初期のチーム名であった「紅蓮隊」の時代からの建物というのだから驚きである。

およそ八年近くもの間、最初はセーフティ、後にバリケードとして丸山のサバゲを支えたパニックルーム。

本当に有り難う。そして……さようなら。

 

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