二〇一〇年二月 (第 〇〇二四 號)


「雪も弾も白い!白銀に輝く俺たちの戦場」


世間がバンクーバーオリンピックで騒ぎ始めた頃、丸山では二月定例ゲームが開催された。

今年は何かと雪が降り積もり、ゲーム前日も雪が降り注いでいた。そのため当日の朝は、真っ白な白銀の世界だった。

それでも何故かゲーマーは集まって来た。なんと43名ものゲーマーがこの雪の中、スリップ事故も顧みずやって来たのだった。

今月は二月と言うことで、昨年も行った「節分祭ゲーム」が行われた。今年は豆撒き者に二丁拳銃の護衛、という形で二名が入り、フィールド各所に豆を撒いたのだった。

途中で護衛がヤンチャをしてゲーマーを撃ち殺したり、豆撒き者がわざとゲーマーに豆をぶつけて昇天させたりしたらしいが、たぶん気のせいだと思う。

また、もう一つ豆撒きにちなんで「仙豆DEゴー!ゲーム」が行われた。これはヒットされた人間が自陣にある仙豆を食べることで復活するという、いわゆるカウンター戦であった。

このゲーム、豆と生存者の数で勝敗が決まるのに、一部の話では一度の復活に対し、豆を複数個食べたゲーマーが居たらしい…。

……そう言われると、「豆うめぇ!マジうめぇ!!」とか聞こえてたような気もするが……?

 

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