二〇一〇年六月 (第 〇〇二八 號)


「混戦、乱戦、梅雨前線!…守るも攻めるも出来ません!」


例によって雨の続く六月。天気も危ぶまれはしたが、今月も無事にゲーム開催と相成った。

今月は特に新規参入者が多かったため、通常のゲームを知って貰う意味も兼ね、通常戦を多めに行った。

しかし、八十人超えとあって赤・黄の2チームでは戦術も何もなく、完全に混戦となってしまった。その結果故か、残念ながらゲーム中にオーバーキル問題が発生。ゾンビなども現れたようであった。

このため、デッドマーカーを配布しオーバーキル対処を行い、ゲーム中の監視も強めに敢行した。

また、多人数対処として三つ巴戦を敢行。1チームに於ける人数を減らすことにより戦術性が高まり、新規参入のゲーマーたちも戦術を楽しめたようである。

また、ミッションとしては「丸山さんの守るも攻めるもVer.2」を行ったが、電波率いる運営代理陣がゲーム趣旨を勘違いし、軽い気持ちでスタート位置を変更。

結果、スタート付近に敵チームが張ることにより阿鼻叫喚の地獄絵図が展開され、運営代理陣は苦汁を喫するハメになった。

だが一つ不可解な点がある。地獄絵図の中「マゾ過ぎる!楽しい」と言う声があったような気が……。いや、気のせいだ……気のせい……

 

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